8. しまなみサイクリングと石鎚登山コース

瀬戸内海の潮風のなかを走り、石鎚山の神気に触れる。自然のドラマを感じる旅。

瀬戸内の島への橋を渡るサイクリングコースと、西日本の最高峰への登山コース、海と山の絶景を体験するコースです。

１日目は、サイクリングの聖地として人気がある、しまなみ海道の一部をサイクリングします。今治駅前で自転車を借りて、来島海峡大橋を渡り、瀬戸内海の潮風に吹かれながら大島へ。来島海峡は日本有数の海運の過密海峡で、しかも潮流が激しい海の難所です。

２～３日目は西日本の最高峰、石鎚山(1982m)に挑戦します。石鎚山にはロープウェイが設けられ、登山道もよく整備されていて、ルートを選べば初心者でも登ることができる山です。ただし、山の天気は変わりやすく、万一事故やケガの際、自力で対処できる知識と経験、装備が必要です。初心者の方は、単独行動は避けてください。

2日目は多くのハイカーが利用する「巻道」ルートを歩いて頂上まで。岩峰のすばらしい景観を楽しむことができます。3日目は札所をいくつか回りながら山を下ります。60番までは歩く人が少なくなり、隔絶された渓谷美を楽しめます。

石鎚山は、山そのものをご神体とする山岳信仰の地で、その歴史は四国遍路よりも古く、60～64番の５カ寺はその起源から運営まで石鎚山の影響を大きく受けています。