わたしの四国旅 (18) レイモンドさん

 Raymond TAIT, Australia　 Rounding Shikoku

徳島の渓谷－神山と上勝

徳島県の特徴のひとつは、荘厳で美しい渓谷です。
香川県との県境にある標高約900メートルの65番札所雲辺寺から祖谷、大歩危・小歩危の急峻な蛇行する渓谷まで、誰もが驚くような絶景を楽しむことができるのです！

このコラムでは、地形、人口、インフラ、そして全体的な雰囲気や精神に関連する私の個人的な経験や洞察を共有したいと思います。そして後ほど、いくつかの「必見・体験」エリアと超オススメエリアを、リンクや写真を埋め込んでご紹介します。ご一読を！（写真は著者撮影）

神山渓谷と上勝渓谷、この2つの渓谷は、徳島市街地から車で1～1.5時間くらいのところにあり、隣り合ってはいますが、明らかに異なっています。神山渓谷は「農場から食卓へ」の新鮮さを地元の人々に提供しています！　一方、上勝渓谷は「廃棄物ゼロ」の町として有名です。リサイクル・センターが家庭のゴミを50以上の小分類に分別しているように、リサイクルは地元の人々の精神に根付いており、常に存在しています。地形的な違いも大きい。神山渓谷は穏やかで広い渓谷で、鮎喰川がこの肥沃な渓谷を流れている。一方、上勝渓谷は、勝浦川によって切り開かれた深い渓谷が特徴で、斜面には木々の生い茂る農園が点在し、隠れた小渓谷や橿原の棚田の緑豊かな美しさがあります。

徳島バレーのインフラは進化し続けていますが、顕著な共通点は、テクノロジーを草の根的に受け入れ、リモートオフィスやサテライトオフィスを望んでいること。今から4年以上前、私は東京の人形遣いの巨匠マーティン・ホルマンが司会を務めたNHKの神山シリーズを見たのを覚えています。この番組で神山は私の地図に載り、四国八十八ヶ所巡礼で有名な12番札所焼山寺に向かう道中、サテライトオフィスの向かいにあるWEEK神山に泊まることになったのです。WEEK神山のメインレセプションとレストランは農家古民家を復元したもので、8室の宿泊部屋は床から天井までガラス張りの窓があり、鮎喰川に面した床から天井までの素晴らしいガラス窓と手つかずの広い渓谷の景色を持つ8つの宿泊部屋は、人里離れた体験のための理想的な隠れ家でした。WEEK神山にはもう4回泊まっており、宿の主人である神崎さんを友人と呼べるのが自慢です！

上勝渓谷は、5年ほど前に神戸の友人から紹介されました。彼女は5年ほど前に上勝渓谷を訪れ、サステイナビリティ（持続可能性）の側面と、ユニークな「ゼロ・ウェイスト（廃棄物ゼロ）」の町としての誇りや住民の姿勢について話してくれました。それで私もその地を訪れたいと思い、実際に3度訪れています。そのたびに、有名なゼロ・ウェイスト・タウンのリサイクル選別場からほど近い、勝浦川沿いの谷底に佇む月ヶ谷温泉を訪れています。リサイクル・スピリットは生き続け、その建築の栄光とユニークさを通して、町の中心であるリサイクル・センターに隣接するRise & Win Micro Brewery & BBQ/Café と Hotel Why…どちらも一見の価値があります！

2つの渓谷の「必見・体験」スポットは以下リンクを参照してください。

神山

上勝