健康と安全
けがや災害のとき
緊急連絡先
警察 110番
救急車・消防車 119番
この2つの番号は、公衆電話から無料でかけられます。受話器をあげ、ツーという音が聞こえたらそのままダイヤルしてください。また、赤い緊急ボタンがついている公衆電話機もあり、ボタンを押すと近くの緊急電話センターに自動的に接続されます。四国の消防本部の多くは電話通訳センターを介した三者間同時通訳を導入しています。
外国語サポート窓口
JNTO訪日旅客用ホットラインJapan Visitor Hotline 050-3816-2787
日本政府観光局コールセンター。英語、中国語、韓国語で、病気や事故の時、災害時など旅行中のさまざまな困りごとについて相談できます。365日24時間対応。
緊急速報
観光庁監修の災害情報アプリ。英語、中国語、韓国語ほか計15か国語で、日本国内の緊急地震速報、津波警報、気象特別警報など非常時の通知を受けられます。利用料無料。
Japan Official Travel
日本政府観光局の公式アプリ。災害情報、天気予報、路線検索、観光情報など旅行中に必要なさまざまな情報を得られます。利用料無料。
Japan Safe Travel (JST)
@JapanSafeTravel
日本政府観光局発信のX(旧Twitter)アカウント。フォローしておくと、安全対策や自然災害の最新情報を入手することができます。
飲料水
日本では水道水をそのまま飲んでも問題ありません。また、コンビニや自動販売機がたくさんあり、ペットボトルのミネラルウォーターの入手は簡単です。
四国の山々を歩いていると、地元の人が湧き水を汲んでいる場面に出会うかもしれません。そういった場所の水は美味しい水の場合が多く、飲んでも大丈夫です。ただ、日本の水はミネラルの含有量が欧米とは大きく異なるため、体に合わない場合はあるかもしれません。
トイレの水は浄水でないことがあるので、飲まない方がいいでしょう。また、川や滝の水はきれいに見えても、周囲に住宅や工場、田畑があって雑菌や汚染物質が含まれている可能性があるので飲まない方が無難です。
害獣・害虫に注意!
自然のなかを歩いていると、時にはうれしくない出会いもあります。一応、予備知識として知っておいてください。
イノシシ | もし出会ってしまったら、静かにゆっくりとその場を離れてください。背中を見せず後退したほうがいいといわれています。急に走りだしたり、石を投げたりして刺激しないこと。立木などイノシシが簡単に登れない場所に退避し、イノシシが去るのを待つのも有効です。 |
ヘビ | 夏には木陰の大きな葉や岩の下、水路を泳ぐヘビに遭遇することもあります。刺激を与えないよう、通り過ぎるのを待ってください。四国にはマムシという毒ヘビも生息していますので、万一噛まれた場合は、速やかに医療機関を受診してください。 |
ハチ | 夏から秋にかけてはハチが盛んに活動する時期です。ハチやハチの巣を見かけたら、騒がずそっと離れましょう。通常、イタズラしたり驚かせたりしなければ刺されません。万一刺された場合は、アナフェラキシー(全身アレルギー反応)が生じると死に至る場合があります。速やかに医療機関を受診してください。 |
ウルシ、ハゼ類 | 触ると人によってはアレルギー反応を起こし、かゆみ、発疹、水疱などの皮膚症状が出る場合があります。山中でこれらの植物を見分けるのは難しく、1~2日後に症状が出る場合もあります。症状が出た場合は、部位を水で洗い流し、薬局や医療機関に相談してください。 |